生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

異世界育ち
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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
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雑記僕と世の中

2005/04/25 23:52|
先日書いた記事で、こういうことに理解が無い人の存在が僕には驚くべきことだったのだが、この差は一体何だろう、と考えた。

僕は弟や家族以外のことにはあまり関心はなく、政治や経済にも無頓着だが、やはり難病や障害に関することには自然と目が行く。

世間とは真逆の形かもしれない。筋ジスのことも僕にとっては日常でも、世の中の人にとってはあまりにもかけ離れた世界。逆に世の中の人にとってあまりにも日常的に行われていることが、僕にとっては別世界の出来事だ。株の仕組みもわかってないし、わかりたいとも思わなかった。与えられた仕事を最低限黙々とこなし、あとは弟のことに全力を注ぎ込む。余暇があれば自分の時間を過ごすことも忘れてはいけないことだった。

ただ弟がその日一日を笑って過ごすことが出来て、そういうことで喜びを感じることが出来る自分が好きだった。

その日その日を笑って過ごせるということにいちいち喜びをかみしめていたら他のことが出来ないというのが普通の人の感覚だろう。人間は貪欲でなくてはならず、その欲が発展をもたらす。

だけど、僕たち家族、少なくとも僕は、その日その日、一日一日を大切に生きてきた。・・・というと現実には聞こえのいい美しい物語のように聞こえるが、現実問題、視野を広く持ち、将来のこともしっかり見据えなくては現代を生きていくのは難しい。

「今日も笑えた」

ということに満足して一日を終え、先のことよりも今しか考えられなかった僕は現代社会において不利だと言わざるを得ないかもしれない。




こういう「一見美しそうな生き方」というのは、物語や文学作品の中でしか評価されることはなく、社会では実際に通用することは少ない。それが必ずどこかで仇になる。

僕と世の中の人との決定的な違いはここにあるような気がする。

健康のありがたみだとか、当たり前の日々を過ごせることの喜びというものは失わないとわからない。

だが、幼い頃から成人するまで一般的な環境で生きてきた人間が、一時的に失ったとしても、病気が治ったりだとか、大切な人の死などの場合は時間の経過と共にそれを乗り越え、立ち直り、悪い言い方をすれば「喉元過ぎて熱さを忘れる」んだろう。

だが、幼い頃から障害を持った弟と生きてきた僕は、一般とは違い、一時的なものではなく、成長する過程で人格形成などにも大きく関わりがある。
慢性的にそういう感覚の中で生きてきた僕は、弟が他界したからと言ってこれから社会に飛び立ち、今までの生き方を変えて貪欲に徹することは出来ないだろう。

命や病・障害というものにはやはり人一倍敏感に反応し、そういうものに苦しめられている人たちを見てこの先も人並み以上に心を痛めていくのは正直つらい。

だけどこれは、人の心を想う優しい心を持っているとかそういうことじゃなく、特別な環境で育ってきた僕の「性分」がそれなんだ。

そして、世の中にはそういう人間を必要とする人が必ずいてくれると信じたい。ただ、知人など、個々には評価が得られても、そういう人が一般的な企業や社会で評価されにくいというのは皮肉な話だ。
本人は犠牲になってるつもりはなくても、知らずに犠牲心が働き、自分を抑制してしまい、それが発展・評価・出世をもたらすことはないだろう(出世したいとは思わないが、本当に大切なものが何かを知っているがゆえに意欲が無いとか他人を蹴落とす力が無いと不評の対象になるのはつらい)。
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