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生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
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雑記一方的には責められない

2005/04/20 12:05|
自閉症の原因、3割が誤って認識…初の全国調査で判明

 対人関係を築くのが困難で特定の物事に執着するなどの特徴がある自閉症の原因について、3割の人が「心の病」や「親の育て方」などと誤って認識していることが、日本自閉症協会(東京都)の初の全国調査で分かった。


健常者や、身近にそういう人と関わる機会の無い人というのは、全くそういう事に関心が無く、世の中重度の障害を抱えた人たちがいるということをわかってはいても、どこか小説やドラマの中の話のようにしか感じることが出来ないんだと思う。理解しているつもりでも、やはり当事者に理解が完全に及ぶということはきっと無いだろう。

僕は昔から難病や身体の障害などに関わることには自然に目が行く傾向にあった。

それは、そういう知識を増やすことが世の中のためになるだとか、難病を被った人に対して理解のある人間になりたいだとか立派なものではなく、単に僕の弟も障害者であったために、近い環境で生きている人たちのことに関心があったという当然の成り行きだった。だから弟に障害が無ければもしかしたら僕も世の中の人たちと同じように、別の世界の話にしか感じられなかったかもしれないと時々思う。

だから、上のリンク先の記事のように誤解している人が多いということに驚きながらも、やはり致し方の無いことなのかという気持ちもあって複雑だ。

もちろん、少しでも多くの人が当該記事のような誤解をせず、正しい理解と接し方をすることは必要だとは思うが、全ての人間が障害者や難病の患者についてプロフェッショナルになることはやはり限界がある。

そして世の中には色々な身体の障害を負っている人がいるから、せめて浅くてもいいから幅広い病種を理解するべきか、それとも数少ない病気や障害でもいいから、いくつかのものは深く理解しておいてもらうべきか、という迷いも生じる(この両方が抑えられれば言うことは無いが現実的には難しい)。

だからもし身近にある障害を抱えた人がいたら、その身近な人の抱えた困難だけでもやはり深く理解してあげたいし他の人にも理解してもらいたいと思ったりもする。

一方で、学校に自閉症児を受け入れる特別支援教室があることや、自閉症の人が近くに住んでいることについて、抵抗感のない人は全体の9割に達した。
しかし、保育園や幼稚園で自分の子どもが自閉症児と一緒に遊んだりすることについては、「不安がある」と「いやだ」で計20%に達し、理解は示しつつ直接的な接触は避けたいと考えている親の心情を浮き彫りにした


↑次にこの話。
これも、とても悲しいことだけど、「不安がある」とか「いやだ」と感じる親を責められない、という気持ちが僕の中にある。
僕たち大人はその気になれば、障害を抱えた人への理解をいくらでも深めることが出来るが、保育園や幼稚園児ともなるとそういう問題へ対してまず理解をしろというのもこれも現実的に考えて非常に難しいだけでなく、自閉症であるがために起こった、一般的には考えにくいトラブルが多発した場合、健常者の子供の人格形成への影響が及ぶことも考えられる。
(小学生以下の子供ともなれば、理解できない未知の出来事には純粋に恐怖心が生まれ、たびたび起こることで性格も望ましくない方向へ変わることもあるはず)

幼い頃の出来事が今後どう影響するかを考えると、日常を「あたりまえに過ごすこと」が重要視されるのは当然と言えば当然だからだ。

子供が直接関わることは不安に感じるが、学校に自閉症児を受け入れる特別支援教室があることや、自閉症の人が近くに住んでいることについて、抵抗感のない人は全体の9割に達したという部分を見てもわかるとおり、

自閉症児そのものが毛嫌いされているわけではない(差別的な視線というわけではない)。

が、自分の子供にどんな影響があるかという不安という話になるとそれは全く別問題なんだろう。

奇麗事はいくらでも言える。
もっと理解を深めろだとか、受け入れる姿勢を持てだとか。
だけどそれはやはり同じく障害者を身内に持った人間の、自分に都合のいい部分だけを並べ立てた利己的主張でもあるような気がして、やるせない。

もしも僕も、弟が障害を負っていなかったら。未知のものには不安も抱いただろうし、現実的に、ニュートラルな視点で物事を見据えた場合、やはりそういう見解になる。
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