生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

異世界育ち
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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
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日記~2009

2005/07/06 22:46|
夢を見た。

全てに絶望した僕は、自ら左腕を切断するが、即座に病院に運ばれ、一命をとりとめる。

病院に運ばれながら考えたことは、
ああ、きっと僕は助かってしまうんだろうな、ということがひとつだが、次に思ったのは左腕を失ったあとの自分の人生のことではなく、最近は少しでも気を紛らわせるために体を動かしたほうがいいだろうとダンベル体操をしてたのに、あれで腕を鍛えたのが全部無駄になっちゃったな、というような、意外とどうでもいいことだった。


しかし一命をとりとめただけでなく、切断された腕をつなぎあわせる手術が成功した。

その時、初めて後悔の念が自分の中に広がるのを感じた。

弟は筋肉が崩壊されながらもそれでもあんなに一生懸命生きていたのに、僕は自由に動く腕を自ら切り落としてしまった。
僕が行った行動が弟に対する冒涜に値する行為だったのではないか。
手術が成功したのはそれのことを僕に気づかせるために弟がそうさせたような、そんな気持ちになってきた。

弟の人生に比べれば僕は腕の一本ぐらい失ったところでどうということはないし、今後の苦労を考えた上での悔いは全くなかったが、弟に対して申し訳ないことをしたのではないかという意味で僕は自分の愚行を悔いた。

容態が安定しはじめ、僕がなぜこういう行動に走ったのかが問題視された。

ただ事ではない事態ということでマスコミも駆けつけるようになった。
僕はマスコミが好きじゃない。
僕たち家族が好奇の目にさらされたり、過剰な演出で事件のことを報道されるのはいやだったし、話したところで気持ちをくんだ上で接してくれる人がいるはずもないとわかっていたが、この際僕は今まで僕が抱えてきたことを全て明かした(すでに事件があったこと自体はこのブログにつづっているが、詳細にはまだ触れていない。よって実際はまだ未公開)。

原因として大きな幅を占めるのは
僕の人生観を崩壊させた4年前のSCK事件、死人に鞭打つような2年前の心無い加害者2人による弟の虐待事件の詳細が明らかになった。

世間が加害者に注目するようになり、今までこれといった懲罰もなく自分のしたことに自覚が持てていなかった加害者たちがここに来てようやく慌てふためきだした。

僕は思った。
自分の愚行を悔いはしたけど、これが加害者に対する懲罰につながるのであれば、やはり腕を一本ぐらい失うぐらい何も惜しいことじゃない。

弟は僕にこんなことをしてほしいとは望まなかっただろうけど、弟のためだけじゃない。やはりこれは僕が今後社会で生きていくためにも加害者との決着は避けて通れるものではなく、それには腕の一本ぐらい失うことは必要で、何もしないまま生きているよりはるかにマシな結末だったのではないか。

しかし加害者がこの件でようやくあわてふためきだしたのは、
自分がしでかしたことの重さ、それによりひとつの家族を丸ごと絶望に追いやり、僕が重症を追うことになったことに対する衝撃などではなかった。

僕の容態など全く気にすることもなく、やはり彼らが最も大事なのは、勤め先の懲戒解雇など社会的な体裁を気にするだけにとどまっていた。

あくまで保身重視の愚かな彼らを見るとやはり腕一本を失う覚悟を奴らのためにするのは大きすぎる犠牲だったかもしれないと思ったり、夢の中でもその思いは安定しなかった。

目が覚めたわけだが、ここで注釈しておきたいのは、あくまでこれは夢の話だということ。

自らの命を危険にさらしたりすることをほのめかす文章では断じてない。

僕はまだしなくてはならないことがあるし、例え復讐を果たせるとしても、僕は身近な人間が悲しむような手段は絶対にとらない。

何よりも優先するのは、平穏な生活を取り戻すことだ。
僕自身、加害者につぐなってもらえるなら腕の一本失っても惜しくない思いではいるが、

1.復讐と称して加害者に危害を加える
2.自分の命を危険にさらす

ことは絶対にありえない。

1.については、本心を言えば弟と同じ目(二度と立ち直ることができず、いずれは死に至るほどの傷を与える)に遭わせてやりたいが、それをした時点でどんな深い事情があろうとこちら側が悪になる。それではだめだ。世の中にこちらがわの正しさを認めてもらわねば何の意味もない。こちらに正義がある状態で、つまり法の下、彼らを裁くしか手段はない。

2.については前述したとおり。
僕自身はもはやどうなってもかまわないが、身近に悲しむ人間がいる限り、それは出来ない。
弟の事件で僕がこんなにも無念でいるのは、自分よりも、最愛の人間が不幸に追いやられることが何よりも許せなかったからで、その状態を再び自らの手で引き起こし、身内の悲しみを何乗にも増幅させるわけにはいかないからだ。

だから僕が何か妙な行動を起こそうとしているわけではないことをここに念を押しておきたい。

ただ、この夢は身近な人間に痛みを与えずに済むのであれば、僕自身は何を失ったところで惜しくは無いという覚悟の表れではあると思う。

社会的な地位や金など、普通の人間が何よりも重要視しがちなものはなおさらだ。
つぐなってもらうために全てを捨てて一生無職でいろというなら喜んでそれを貫いてやる。

その思いはきっと決着がつくまでは衰えることはないだろう。
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