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生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

異世界育ち
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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
    プロフィール詳細

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日記~20095ヶ月

2005/07/07 21:05|
7月7日。
弟が亡くなって5ヶ月だ。

七夕ということもあって、この空のどこかに弟が見てくれているんだろうか、などと思ってしまう自分に嫌悪感を覚える。

人はどうしても物事を美化し、複雑な感情から生まれる涙を流すことですべてをあやふやにしようとしてしまう。

きっとそうでもしないとやりきれないからなんだろう。

しかし天の川から弟が見下ろしてくれていたりとか
そんな話は人間たちが自分たちに都合のいいように勝手に作り出した解釈に過ぎない。

弟はどこにもいない。

加害者の手によって無にされたことを僕たちは忘れてはならない。

全てを無駄にされたということを加害者の身にも刻みつけてもらわなくては困る。

今朝、目が覚めたとき、頭が寝ぼけていたのか、
なぜか弟が亡くなったことが全く頭の中には無く、
「そういえば最近弟の顔を見てない気がするけどなんでだろう。会わなくちゃ」という意識によって布団から体を起こしたが、その瞬間に全てを思い出した。

ほんのわずかだけ、何も考えずに、ごく当たり前に弟に会おうとする自分になれた。つらくもあり、懐かしい感覚でもあり、複雑だった。
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