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生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

異世界育ち
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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
    プロフィール詳細

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日記~2009作品ににすること

2005/08/06 23:59|
先日、映画「火垂るの墓」は観ないつもりだったんですが、結局観ました。

今は自分の心を守ることを優先させるべきだとは思ったけど、何だか観ないわけにはいかない気がしたというか、義務感で観るのもおかしな話だけど、とにかく観た。

あの作品を観てさらに悲観的になろうとしたりとかそんな意図は無いけど、兄弟の命が奪われてしまう痛みはこの身に刻み付けておきたい。

この負担の克服の仕方は人それぞれで前向きに考えることで立ち直る人もいるだろうが、僕にとって立ち直るということは事件を忘れるということに等しいです。

事あるごとに「僕はあんな目にあったから」と弟のせいにしたりしなければ、僕一人が抱え込む分には誰にも迷惑はかからない。


しかしあの映画を観ると、一体どれほどの人間が戦争を身近なものとして考えることができるんだろう、と思う。

結局作品めいたものというのは作品でしかなく、人々はエンターテイメントとしてそれを鑑賞し、涙を流し、心を痛める自分に満足してそれで終わる。

戦争とは恐ろしいものだ、ということは漠然と理解はしていても、実際身に降りかかってはどれほどのものかというのは想像しきれるものではない。

だけど戦争の恐ろしさや人類の過ち、あってはならないことなどは、こういう作品などで人々に投げかけていくしかない。
そうしないと人は忘れてしまう。

僕としてはいまひとつ腑に落ちない部分もあるけど、善悪や恐怖、あってはならない事件の風化を防ぐために後世に伝えていくっていうのは、やっぱり人がいかなる言葉や工夫を駆使したところで結局限界があって、それでも人は出来る範囲でそれをやってのけようとして、それの産物がああいうものなんだろうな、と思う。

そんなジレンマにかられているときに、
あるバラエティ番組を観た。

無感動な女子高生を感動で泣かせよう、という試みで、
スポーツ選手が、ろう学校を訪れ子供たちと交流するシーンをビデオで彼女らに観てもらう、というものだった。

もちろんそれ自体が悪いことではないし、何もしないでいるよりは、そういう世界に関わりの薄い彼女らに「そういう子供たちがいる」ということを意識づけるのは大切なことだと思う。

だけどその目的が「感動させるため」であることが少しひっかかった。

身体の障害を負った人間は、その人なりにあたりまえの日常を過ごそうとしている。

彼らが求めているのは健常者が感動することじゃないし、ごく普通の日常生活で皆と同じ目の高さで同じように接してもらうことなんじゃないか。

もちろん、ハンデがある分、全く同じようにというわけにはいかないが、当たり前に過ごそうと努めている彼らが健常者を感動させるための媒体にされてしまっていることが少しいやだった。

彼らの存在はエンターテイメントじゃない。

ああいうものを観ると、僕も自分の日常や、弟のことをここに書き綴るにも、人はどういう目で見るのか、というのが気になったり、僕の思いのたけ全てをつづるのに相当の勇気と覚悟、そして気力を要するにもかかわらず、ただ人々の好奇の目にさらすだけなんじゃないか、という不安がよぎる。
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