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生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
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日記~2009【日記】加害者がいてこその悲劇

2004/02/12 18:54|
この日は不思議な日だった。昨日から母と弟が合宿で外泊してて、今日は1人で留守番だった。

今回の件でもし、自分が自ら命を絶ったら。
例えば、今、誰も僕を止める者がいないこの家で、部屋から納戸につながるドアの上のサンと本棚の間に棒をかけ、首をつったら、僕自身はラクになれる。

そう思うと体が行動を起こしそうになったけど、何の前触れもなく僕が自殺をして、家に帰ってきてそれを発見した家族のことを想像すると、とてもできなかった。



いざ、死ぬことをリアルに想像すると、不思議と「ここまでやってきてこんなところで死んでたまるか」という気になった。

僕はまだ25だけど、例え自分の倍生きてきた年輩の人でも、家族の心身の健康にめぐまれた人よりは比較にならないほど波乱万丈でその中をここまで生き抜いてきたからだ。


僕はあまりにも無力で、まだまだ努力や苦労をする余地はあるはずだ。
あまり母の力になれてるとは思っていない。

でも、ふと、数年前の、ハンドル操作を誤って起こしてしまった事故のことを思い出した。

奇跡的にも僕は無傷で生還した。
あの時、もし僕が死んでいたら。あるいは、大怪我をして後遺症か何かで、まともに動けない体になってしまっていたら。

後遺症で体が動かなくて役に立てない状態をゼロとして考えるとする。
あくまで「母と比較すると」介護の貢献度はまだまだだとは思うけど、この体が動かない場合の「ゼロ」と比較すれば僕も随分と役に立っているはずだ、と思った。

それもこれも、この自由に動く体が今もあるおかげだと思った。

未だに神様とか運命とかははっきりと信じる気にはなれないけど、つまりあの事故で僕が助かったのは、ワケがあったような気がしてならない。

まだまだ介護や、家族に貢献するために、怪我をしちゃいけない運命だった。そう考えると、ここで死んじゃいけないような気がした。

すると、見る見るうちに生きる気力がわいてきた。

絶望の淵に立たされて、「死ぬのだけは思いとどまる」というレベルではない。「死んでしまおうか」とさっきまで考えてたのに、数秒後には、思いとどまるどころか生きる気満々にっていたところが自分でも不思議だった。

元々単純なほうではあるけど、人一倍死を望んだり、人一倍生きようと思ったり、そんなことを一日のうちの何度も繰り返すというのもおかしな話だ。

でも一つ思ったのは、現段階ではまだ死ぬときではない。
仮に死ぬとしても、絶対にただでは死なない。事の真相を世間に公表し、あの事件が原因で自分が死んだということを加害者に突きつける形をとって死ぬ。でも今は生きよう。そう思った。

母と弟が外泊から帰ってきて、母がしきりに、
「生きててよかった、おっ死んでるんじゃないかと心配したよ」というようなことを幾度となく言った。

実際今日の僕は、本気で死ぬことを何度も何度も考えていただけに、この母の言葉を聞くたびにドキッとした。

母は本気で言っている感じではなかったが、最近の僕の様子を見ていて、何か感じ取っていたのかもしれない。

危なかった。ここで自分がもし死んでいたら、それこそ家族に僕を一人にしたことを後悔してもしきれないほどの苦痛を与えることになっていたかもしれない。これ以上の悲劇を生み出してしまったら、それこそ正常な精神ではいられない。

死ななくてよかった。心からそう思った。

と、同時に、それだけのことを僕にさせることになったあの事件の加害者への憎悪がさらに膨れ上がった。加害者がいてこそ立たされている窮地。絶対に許せない。

僕が勝手に絶望しているわけじゃない。

僕が死んだあとに「なんでそんな早まったことをしたのか」と、僕の心の弱さのせいにされるのだけは耐えられない。

これだけの目に遭わされたということを示してからじゃないと、死んでも死に切れないし、だから今は生きなくちゃいけない。

僕は絶対に死ねない。
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