生きてきた世界が違う。普段は身近な人に明かせない僕の本当の姿をつづっていくブログ。

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イッペイ

  • Author:イッペイ
  • 健常者。弟に重度の障害者患者を持つ。
    弟は短命が宿命づけられ、
    僕はなすすべもなく見守りつつ、
    あらゆる制約を受けながらも
    常に前向きに生きてきたが社会により
    不当な扱いを受け、
    弟は虐待を受け精神錯乱状態に陥ってから
    弟は療養生活を余儀なくされたが
    約2年半後、常軌を逸した
    事件の後遺症が災いして他界。
    社会を生きていくにあたり何か壁にぶつかった時、
    弟の病気のせいにするのが嫌で
    家族にも親友にも誰にも洩らしたことのなかった
    僕の現在と過去を四半世紀経った今、
    自伝として書き綴ってみる。
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日記~2009存在するということ

2006/02/24 15:36|
弟がいなくなってから、逆に僕が今こうして生きていることの方が不思議でならないと感じることが多々ある。

死が受け入れられないとか、実感が湧かないというのは、身近な人間の死を突きつけられた人間なら多くが似た感覚に陥ることなんだろうが、なんだかそれだけじゃないんだ。

弟がいなくなった、ということは僕個人にとっては非常に大きすぎる出来事だが、そもそも存在そのものについて言うなら、この広い宇宙規模へと視野を飛ばすと、僕達なんていてもいなくても大して変わらないし、存在する意味すらない。

つまり何を基準に置くかで、僕の身近な人間の死ですら、たいしたことではないのかもしれない。

表現が不謹慎かもしれないが、主観的な視野を一切払拭した場合の話だ。


宇宙規模で考えるとむしろ存在する、ということ自体が逆にありえないほどの奇跡であって、それこそ極めて不可解なことなのかもしれない。

こんなにも僕が悲痛に暮れても(当たり前だが)世の中は何も変わらない。

自分の時間がだけが止まり、自分以外は平然と機能し続ける世の中を見ているうちこの矛盾を自分の中で合理化させるためにこんなことを考えるようになってしまったのかもしれない、と、冷静に自分を分析する自分もいるし、何だか多くのことを考えすぎてよくわからない。

でも多分この考えは当たらずとも遠からずだ。

弟が亡くなって、この世の終わりに等しい悲劇のはずが、僕の神経をさかなでするように世の中の時間は過ぎ去っていく。

おかしい。

でもそう感じてるのは僕独りだけだから、
きっとおかしいのは僕の方なんだろう。

では僕がおかしいというのなら、弟の死も当たり前のことなのか。

死が当たり前なら、今、存在している僕らは何なのか。

実際に考えていることはこんな単純ではないけど、こんな感じで頭の中が堂々巡りになる。

仕事帰りの夜道。

輝く星空、ファーストフード店の看板、目の前のハンドルを握っている自分の手、全てがウソのように思えてきた。

ポケットから小銭を出す。

目の前でチャラチャラと鳴らしてみる。

これら全てのものは存在しているから僕の目に映っている。

当たり前のことだけど、存在するというのは、こんなにも特別なことだったのか。

この一年間、同じようなことを考え続けている。
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